海と日本プロジェクトとは

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、
ときに心の安らぎやワクワク、
ひらめきを与えてくれる海。
そんな海で進行している
環境の悪化などの現状を、
子供たちをはじめ
全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、
海を未来へ引き継ぐ
アクションの輪を広げていくため、
日本財団、総合海洋政策本部、
国土交通省の旗振りのもと、
オールジャパンで推進するプロジェクトです。

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海洋ゴミとは

海洋ごみとは、
海岸に打ち上げられた「漂着ごみ」、
海面や海中を漂う「漂流ごみ」、
そして海底に積もった「海底ごみ」の
総称を指します。
その内訳として最も多いのが、
釣り糸や食品の容器・包装袋など、
プラスチック製のもの。
一度使えばすぐに捨ててしまう、
いわゆる「使い捨てプラスチック」のごみが
抜きん出て多いのです。

海を綺麗にするために

世界の海洋に流出する海洋ごみの量は推定で年間800万トン、総計では約1億5,000万トンに達しているといわれ、この瞬間も増加の一途をたどっている。このペースで進めば、2050年には魚よりも海洋ごみの量が多い海になると言われている。

海洋ごみは街から発生している

海を漂う海洋ごみの発生源は、人口の集中する大都市であることが、最近の研究によって分かってきた。ポイ捨てや、集積所で散乱したごみが風で飛ばされるなどして川に落ち、海まで流れ出ているのだ。またマイクロプラスチックと呼ばれる、プラスチックが細かい破片になったものも、道に落ちたプラスチックが紫外線や水蒸気で劣化したり、自動車に踏みつぶされたりして破片になり、下水を通じて川や海へ流れ出ていることが分かってきた。

海洋ごみ削減のために大切なこと

日本のごみ処理システムは、発生するプラスチックごみの86%(2017年)を有効に処理する優秀なシステム。海洋ごみの元となる家庭ごみも産業ごみも、正しく分別して、処理業者の方々が処理しやすい形で捨てることで、その優秀なシステムを生かすことができる。海洋ごみで汚れた海をきれいにするためには、ごみ自体を減らす、海に流出させない、流出してしまったものを回収する、この3つが大切である。

飲食店における海洋ゴミ削減

海洋ごみ対策は飲食店にとって
決して簡単なことではありません。
もちろんコストや手間のかかることも。
ですが、
小さなことからでもできることから
少しづつ変えていくことで
未来は変わってきます。


紙製容器への変更

プラスチック容器から土壌分解容器を
使用し、海洋ごみの削減へ。


カトラリー製品の素材変更

テイクアウト商品に付与するスプーンや
フォークなどの素材を木や紙製のものに。


プラスチックバッグ廃止

プラスチックに限らず、
ごみの排出量の削減していく。


梱包材の使用量削減

ごみの排出そのものの削減を目指す。


マイ箸などの呼びかけ

自分たちだけでなく、購入者へも
呼びかけすることで活動を拡張。


ごみの徹底分別

自治体が指定している分別を徹底的に実行し、
リサイクル資源へ。


本プロジェクトにご参加いただいている店舗様には海洋ごみ削減活動のサポートとして、実行委員より容器や各種販促物などの各種ツールをお渡ししております。本プロジェクトにご参加いただいている店舗様には海洋ごみ削減活動のサポートとして、実行委員より容器や各種販促物などの各種ツールをお渡ししております。